
前回はメイクの一番最初に塗る下地についてお話ししたね。
下地を塗った次はどうすればいいの?



下地の次はファンデーションだよね。ファンデーションの仕上がりでメイクの印象が変わってくるんだ。
ファンデーションの役割とは?


ファンデーションは肌の色ムラ、シミ、毛穴などをカバーし、肌を均一に見せるようにするベースメイクの1つです。
簡単に言うと、「肌を綺麗に見せる」ことができます。
また、アイテムによっては、肌を紫外線や乾燥から守る役割を持っています。
ベースメイクとは?
ベースメイクとは、化粧下地やファンデーション、コンシーラー、フェイスパウダーを使って、肌の土台を作ることを指します。


アイシャドウやチークなどは、肌の土台(ベースメイク)がないとうまく乗せれないですよね。
ベースメイクの仕上がりによって、印象や崩れにくさが変わってきます。
なのでベースメイクはできるだけ丁寧に行うことを心掛けましょう。
ベースメイクの手順
基本的なベースメイクの手順について、パウダーファンデーションを使用した場合を想定して説明します。


化粧下地はコンシーラーやファンデーションを綺麗に乗せるために必要な工程です。
塗り方は別記事でも解説していますので知りたい方は下の記事を見てみてください。


化粧下地でも気になる部分はカバー出来ますが、隠し切れていない部分はコンシーラーを使うとカバーできます。
気になる部分に点置きし、指やスポンジでポンポンとなじませます。
顔全体にまんべんなく塗ると、顔がのっぺりして大きく見えてしまうため、中心から外側に向けて塗る量を少なくすることを意識していきましょう。
塗り方は、別項目で解説していきますね。
ベースメイクの仕上げで使用します。
パフかブラシでフェイスパウダーをふんわり乗せていきます。
フェイスパウダーには化粧崩れやテカリを抑える効果があります。
使用するファンデーションによって順番は変わってくる


使用するファンデーションが、リキッドファンデかクッションファンデの場合は、❷コンシーラと❸ファンデーションの順番が逆になります。
また、クッションファンデで早くメイクを完成させたい場合は下地がなくても大丈夫です。
ファンデーションは何種類あるの?メリットデメリットは?


ファンデーションの種類は主に、パウダー、リキッド、クリーム、クッション、スティックの5つあります。
種類によって、塗り方や仕上がり、肌質に合うファンデーションはそれぞれ異なってきます。
それぞれのメリットやデメリットを把握することで、自分に合ったファンデーションを選ぶことができます。
今回は、初心者におすすめなファンデーションとして、パウダー、リキッド、クッションの3つのメリット、デメリットを紹介していきます。
パウダーファンデーションとは
パウダーファンデーションは、メイク初心者さんに最もおすすめです。
さらっとした質感で、他のファンデーションと比べて厚塗りになりにくく、均一に塗りやすいです。
パウダータイプにも2種類があり、プレストタイプ、ルースタイプがあります。
プレストタイプは粉状のものをプレスして固めたものでマット質感を出し、スールタイプよりもカバー力があります。
ルースタイプは粉状のものでナチュラルメイクで、プレストタイプよりもふんわりした質感をだすことができます。


リキッドファンデーションとは
リキッドファンデーションは、液状のもので油分よりも水分が多く配合されているので、ツヤ感を演出することができます。
しっかりメイクをしている感を出したいのであれば、リッキドタイプがおすすめです。
密着力やカバー力も高く、みずみずしいため指でも塗りやすいですが、ムラになりやすいのでスポンジなどのツールを使うのがおすすめです。


クッションファンデーションとは
クッションファンデーションは、網目状のスポンジにリキッドファンデーションをしみ込ませたものが容器にセットされており、パフにつけて顔に塗ります。
みずみずしく、ツヤ感をだすことができ、カバー力も高いものが多いです。
メイク直しにも適しており、持ち運びしやすいです。
また、化粧下地を塗っていなくても塗りやすく、時短メイクにもなります。


おすすめのプチプラファンデーション



ここからは初心者さんにもおすすめのファンデーションを紹介していくよ。



お求めやすいプチプラアイテムで評判が良いものをピックアップしてみたよ。
【キャンメイク】マシュマロフィニッシュパウダー


♦商品の特徴
・無香料、アルコールフリー
・16種類の美容成分配合
・SPF50・PA+++で高い日焼け止め効果
・テカリを抑え、お直し用にも
良い口コミ | 悪い口コミ |
・テカリにくく油性肌にもおすすめ ・崩れにくく、毛穴落ちしにくい ・鏡・パフ付きで持ち運びやすいサイズ感 ・無香料なので使いやすい | ・毛穴はあまりカバーできなかった ・ナチュラルな仕上がりのため、カバー力を求める方には不向き |
【セザンヌ】リキッドティングカバーファンデーション


♦商品の特徴
・紫外線吸収剤フリー、無鉱物油、アルコールフリー、タール系色素フリー、酸化亜鉛フリーで肌にやさしい設計
・水・汗に崩れにくいウォータープルーフタイプ
・テカリ、メイク崩れを防ぐ
・SPF50+・PA+++で高い日焼け止め効果
良い口コミ | 悪い口コミ |
・伸びが良く、塗りやすい ・ナチュラルで透明感がでる ・塗ると程よくマットな質感 ・1,000円以内で購入できコスパが良い ・香りがほぼない | ・カラーバリエーションが少ない ・黄味色が強く、色白肌には向かない場合も ・乾燥しやすい冬には向かない ・崩れ方が綺麗ではないと感じた人も |
【セザンヌ】クッションファンデーション


♦商品の特徴
・紫外線吸収剤フリー、無鉱物油、無香料、アルコールフリー、タール系色素フリー、酸化亜鉛フリーで肌にやさしい設計
・5つの美容成分(保湿成分)を配合
・比較的値段が高いクッションファンデーションがお求めやすい価格で購入できる
・SPF50・PA++++で高い日焼け止め効果
良い口コミ | 悪い口コミ |
・石鹸でオフできる ・ナチュラルで透明感がでる ・崩れ方が綺麗 ・1,000円以内で購入できコスパが良い ・香りがほぼない | ・カラーバリエーションが少ない ・黄味色が強く、色白肌には向かない場合も ・ナチュラルな仕上がりのため、カバー力が求める方に不向き |
失敗したくない!ファンデーションの塗り方!



紹介したプチプラコスメでも出来る、ファンデーションの塗り方を紹介していくよ。
パウダーファンデーションの塗り方


パウダーファンデーションは指では塗れないため、パフやスポンジ、ブラシで塗りましょう。
ここでは、パウダーファンデーションによく付属している、パフを使用した塗り方を紹介していきます。
もしパフで綺麗に塗れない場合は、ブラシを使うと、ムラなく塗ることができます。
1ファンデーションをパフに半分(パフに半分=顔片側の量)取り、➊の範囲にポンポンと押さえながら塗る。


パフにファンデーションを取った時は、パフを半分に折り込んで揉みこみと、顔に一箇所だけに多くついてしまうことを防ぐことができます。
2 パフの端を持って、❷フェイスラインの内側から外側へとポンポンと塗っていく。


3パフでファンデーションを適量(頬の量より半分の量)を取り、額の中心から外側にむけてポンポンと塗っていく


4余ったファンデーションを❼、❺、❻、❼の細かいところを軽く押さえるように塗っていきます。


クッションファンデーションの塗り方


クッションファンデーションは指では塗れないため、パフかスポンジで塗りましょう。
ここでは、クッションファンデーションに付属している、パフを使用した塗り方を紹介していきます。
1ファンデーションをパフに半分(パフに半分=顔片側の量)取り、➊の範囲にトントンと小刻みにタップするように塗っていく。


ファンデーションを取ったパフは、手の甲に2、3回ほど押さえ、量を調整するとムラになりにくいです。
顔に塗る時は、内側から外へ塗り、トントンの回数も内側が多いようにする。
トントンではなくバシバシ強く塗ること、肌を引っ張るようにするのはやめましょう。
2❷の鼻を塗る。パフにファンデーションを半分取り、❸のフェイスラインをタップして塗っていく。余ったファンデーションは❹の部分に塗る。


❷と❹などの細かい部分は、パフを折り曲げると塗りやすいです。
3パフにファンデーションを少量取り、❺額の中心から下の部分にタップ塗りし、外側に広げていく。


額のファンデーションの量は、今までの半分の量で大丈夫です。
4パフに残ったファンデーションで❻の細かい部分を塗る。


タップ塗りではなく、パフを半分に折り曲げて、さするように塗る。
リキッドファンデーションの塗り方


リキッドファンデーションは指で塗ることができますが、慣れないうちはムラになりやすいです。
そのため、スポンジを使うことをおすすめします。
ここでは、スポンジを使ったファンデーションの塗り方を紹介します。
おすすめは、ロージーローザーのバリュースポンジN ダイヤ型タイプです。
塗りやすく、コスパも良いです。


1手の甲にファンデーションをパール1粒サイズを出し、中指で取り、➊の範囲に指で乗せる。


➊の範囲のファンデーションの塗り方は、内側と外側を数回往復するように塗ります。
2➊に塗ったファンデーションは、スポンジで矢印の方向にタッピングし押さえていきます。❷の点線の部分まで伸ばしていくようにタッピングします。


3手の甲に余ったファンデーションを、画像にように少量ずつ置く。


4置いたファンデーションを、スポンジで矢印の方向に伸ばし、さすりながらなじませる。


鼻などの細かい部分はスポンジの角で軽くタップする。
自分に合ったファンデーションを使おう!


ファンデーションは「肌を綺麗に見せる」ために欠かせない、ベースメイクの1つです。
ファンデーションは次のメイクの工程にも関わってくるため、初心者さんには得に、ファンデーションを丁寧に塗ることを意識しましょう。
また、自分の肌質、ライフスタイルに合ったファンデーションを使うようにしましょう。
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